ラブドールの洗い方とメンテナンスのポイントを詳しく解説【初心者向け】

(投稿日:2025/4/12)
ラブドールを長く使用するためには、使用後の清掃や定期的なメンテナンスが大切です。
本記事では、ラブドールの洗い方と、メンテナンス時の注意点をお伝えします。初めてラブドールを購入するという人には、ラブドールのお手入れの知識は必須です。ラブドールの掃除に必要なアイテム・グッズの紹介もあるので、ぜひ参考にしてください。
ラブドールを洗うタイミング

ラブドールは、「商品を購入した後」「使用後」「月に1回の定期メンテナンス時」に洗うのが基本です。
商品を購入した後
ラブドールを購入したら、使用する前に洗う必要があります。購入直後のラブドールには、製造時の残留物が付着している可能性があるためです。粘膜に直接触れるものなので、商品を購入した後、使用する前には一度キレイに洗浄しておくようにしましょう。
オナニーで使用した後
オナニーで使用すると、どうしても汗や精液が付着します。そのまま放置しておくと、雑菌の繁殖や悪臭の発生など、ラブドールの劣化や衛生面の問題が起こります。オナニーで使用した後は、必ず綺麗に洗うようにしましょう。
月に1回のメンテナンス時
ラブドールは2週間~1ヶ月に1回、定期的なメンテナンスが推奨されています。一般的なラブドールにはシリコンやTPE(エラストマー)素材が使われていますが、使用していなくても油っぽい臭いがしたり、オイルブリードが発生する可能性があります。
オイルブリードとは、製造過程で使われる液体のオイルが製品の表面から染み出してくる減少です。使用していてもしていなくても、定期的にメンテナンスをしていないと、肌質の劣化や表面のひび割れが起こりやすくなります。
ラブドールの洗い方

ラブドールを長く楽しむためには、丁寧にメンテナンスすることが重要です。
他のアダルトグッズよりも注意点が多く、一定の手間がかかりますが、丁寧に手入れをしていたら5年程度はキレイなラブドールを維持できます。
- お湯の温度を30℃程度に設定する
- 専用の洗浄剤を使用する
- 柔らかいスポンジを使う
- 水気を拭き取ったら風通しの良い場所で乾燥させる
- 洗った後はオイル・パウダーを塗る
- ウィッグは外して別で洗う
- 定期的にメイク直しをする
お湯の温度を30℃程度に設定する
ラブドールを洗うときは、30度程度のお湯が最適です。熱すぎるお湯は、ラブドールを傷めるリスクがあるため、必ず40度以下のぬるま湯を使いましょう。
ただし、ぬるま湯であっても、ラブドールをお湯に浸したり、シャワーを直接かけたりすると、ジョイントまで浸水して錆の原因となります。できるだけ使用するお湯は少なくしましょう。
専用の洗浄剤を使用する
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ラブドールを洗う際は、専用の洗浄剤か、弱酸性の低刺激石鹸を使用しましょう。
一般的な洗剤や角質除去を謳う洗剤は洗浄力が高いため、ラブドールの素材を傷つけるリスクがあります。専用の洗浄剤以外を使う場合は、できるだけ硫酸塩を含まない商品を選んでください。
柔らかいスポンジを使う
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ボディを洗う際は、柔らかいスポンジをよく泡立てて撫でるようにして洗います。洗浄剤・洗剤は適量を水に溶かしておくことで、スポンジに含ませた際に上手く泡立ちます。洗う際は、圧をかけないことがポイントです。
オナホール部分が取り外せる分離タイプの場合、取り外して洗浄剤・洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し洗いを行いましょう。裏返せるオナホは、裏返して中を丁寧に洗うのがおすすめ。オナホ部分が取り外せない一体タイプの場合は、専用の洗浄器や専用のブラシを使って中までキレイに洗いましょう。
水気を拭き取ったら風通しの良い場所で乾燥させる

ボディを洗い終わったら、柔らかいタオルで丁寧に水気を拭き取ります。水気が残ると悪臭やカビの原因となるため注意が必要です。全身の水気が無くなるまで水分を拭き取ったら、風通しの良い日陰にタオルをおいて、しっかり乾燥するまで待ちましょう。
オナホ部分はタオルでは十分に拭き取れないため、オナホール内部の乾燥用メンテナンスグッズを使用するのがおすすめ。オナホ用のタンポンや珪藻土を使って、内部の水分もしっかり乾かします。
洗った後はオイル・パウダーを塗る

乾燥後は、ベビーパウダーまたは、専用のパウダーでメンテナンスを行います。ラブドールのメンテナンス用パウダーには抗菌・消臭効果の商品もあるのでおすすめです。メイク用ブラシなどを使って、しっかりと塗布しましょう。パウダーを塗布することで、ほこりなどの汚れが付きにくくなるだけでなく、皮膚の表面を保護し、オイルブリードの防止になります。
TPE素材の場合は、パウダーを使う前に、ベビーオイルを塗布して12時間ほど放置しておくのもおすすめです。オイルを塗ることで、オイルブリードを防止し、ラブドールの皮膚のひび割れを防ぐ効果があるといわれています。ベビーオイルを塗るのは、月に1回に留めましょう。
ウィッグは外して別で洗う

ウィッグはボディを洗う前に取り外しておき、別で洗う必要があります。ウィッグは弱酸性のシャンプーかウィッグ専用のシャンプーとコンディショナーを使って冷水で洗います。
洗う前に丁寧に髪をブラッシングしたら、シャンプーとコンディショナーを溶かしたバケツや浴槽に5分ほど浸します。水に浸した後に動かしたりガシガシ洗ったりすると、髪が絡まるため軽く汚れを拭き取る程度に留めます。冷水でシャンプーを洗い流し、最後はコームで溶かしながらドライヤーで乾かしましょう。
定期的にメイク直しをする
メイクは永久的なものではないため、定期的に自分でメイク直しをする必要があります。
まずは、ボディを洗う際にヘッドを外し、顔も丁寧にスポンジで優しく洗います。擦るとメイクが落ちてしまうため、できるだけ摩擦しないようにしてください。ヘッドからは目玉を取り除いておき、まつ毛も濡れないように注意が必要です。
メイクをする際は、市販の化粧品が使えます。ただし、リキッドタイプの化粧品は素材を傷める可能性があるため避けたほうがよいでしょう。
ラブドールを洗うときの注意点
最後はラブドールを洗うときの注意点をまとめて紹介します。お手入れの仕方によっては、ラブドールの寿命を縮めてしまうリスクもあるため注意が必要です。
- 全身のメンテナンスは月1回程度に留める
- 十分に洗剤を洗い流す
- ドライヤーで乾燥させない
- アルコールを含む化粧水や香水を使わない
全身のメンテナンスは月1回程度に留める
ラブドールの全身を洗うのは、月1回程度が適切です。オナホ分離タイプのラブドールであれば、使用後はオナホだけを洗うことができます。
一方で、一体型の場合、膣だけ専用の洗浄器を使って洗い流しますが、使用後は全身を浴室に運んで洗わなければなりません。いずれの場合でも、全身を洗うのは月1回で留めましょう。洗い過ぎもラブドールを傷める原因となります。
十分に洗剤を洗い流す
洗剤・洗浄剤が残っているのも痛みの原因です。洗った後は丁寧にぬるま湯ですすいでください。ただし、首より上に水をかけると骨格に水が入り込む可能性があるためNGです。
特にオナホ部分は洗剤や汚れが残りやすいため、入念に洗い流すようにしましょう。
ドライヤーで乾燥させない
早く乾燥させるために、ドライヤーを使いたくなりますが、熱で素材が溶けてしまうリスクがあるためドライヤーは使えません。ラブドールは熱に弱いため、「少しくらいなら…」と考えないことが大切です。
どうしても早く乾燥させたいという場合は、ドライヤーの冷風や扇風機を使用するようにしましょう。直射日光も劣化の原因となるため、陰干しが基本です。
アルコールを含む化粧水や香水を使わない
ラブドールのお手入れではアルコールを含む化粧水や香水の使用は避けましょう。ヘッド部分にアルコール類が付着すると、メイクが落ちる可能性があります。ボディにアルコール類が付いてもすぐには問題ありません。しかし、時間が経つと変色やシミが起きる可能性があります。
ボディのお手入れ用にアルコールを含む商品がありますが、アルコール度数が低いなどラブドールへの影響を考慮して作られています。使う場合は、専用のお手入れグッズを使用するほうが安心でしょう。
ラブドールの寿命は洗い方・メンテナンス次第!
ラブドールをキレイに維持するためには、適切な洗い方・メンテナンスが重要です。丁寧に手入れをしないと、カビが生えたり皮膚がひび割れたりして、寿命が短くなってしまいます。
ラブドールは高価なものもあるため、できるだけ長く、キレイに使いたいものです。使っていなくても月に1回程度は全身を洗い、パウダーを塗り直すようにしましょう。