オナニーでローションを使うことで、男性も女性も、より滑らかで快適な刺激を楽しむことができます。ローションがあることで、普段とは異なる新たな快感を発見できるかもしれません。

本記事では、ローションを使用したオナニーの男女別のやり方と、ローションオナニーを安全に楽しむための注意点をお伝えします。男女それぞれにおすすめ商品も紹介するので、オナニーで使いやすいローションを探している人もぜひチェックしてみてください。

ローションを使ってオナニーすると、普段よりも滑りが良くなるため、より深い快感を得られます。ここでは、女性がローションを使ってオナニーするときのやり方について解説します。

挿入に使いたいという場合は、バイブやディルドも用意しておきましょう。

オナニーを始める時は、気分を高めるために、胸のマッサージから始めるのがおすすめです。手のひらに適量のローションを取り、両手を合わせて人肌まで温めます。次に、バスト全体にローションを塗り広げながら、優しく揉んだり撫でたりしてマッサージしてみましょう。胸の周りを円を描くようにマッサージすることでリラックス効果も得られるため、ゆったりとした気分で楽しんでください。

マッサージしながら徐々に乳首に近づき、乳首の付け根や乳輪を触ってみます。すぐに乳首には触らず、焦らすのが興奮と快感を高めるポイントです。

十分に興奮が高まったら、摘まんだり押し込んだり、強弱を付けながら乳首を刺激しましょう。ローションによって滑りが良くなっているため、痛みや摩擦を気にせず楽しむことができ、終わった後の皮膚の赤みやひりつきも防止できます。

続いて、クリトリスも触っていきます。少量のローションを手に取り、指の腹に馴染ませたら、クリトリスの周りを優しくなぞるように触れてみましょう。

クリトリスを触る時もいきなり擦ったりせず、最初は軽くトントンとタッチする程度にして、どの程度の強さであれば気持ちが良いのか確認します。慣れてきたら、円を描くように動かしたり軽く押したり、徐々に指の動きや強さを変えながら、自分が好きな刺激を探してみてください。

クリトリスをそのまま触ると、痛みを感じる女性も少なくありません。しかし、ローションがあれば、滑りが良くなる上、クリトリスとの間に薄い皮膜ができるため、痛みを感じず快感に集中できるはずです。ローションが乾くと滑りが悪くなるため、乾いてきたらローションを追加してください。

クリトリスの刺激に慣れてきたら、さらに快感を深めるために指やラブグッズを使って膣内を刺激してみましょう。

まず、指やラブグッズにローションを垂らします。挿入時に中が傷つかないようたっぷりのローションを使うのがポイントです。バイブやディルドの場合は、先端だけでなく挿入部全体にローションを伸ばしておきます。

挿入時も一気に入れず、入口付近からならすように少しずつ奥に進めましょう。挿入に慣れてきたら前後に出し入れしたり、円を描くように動かしたりと、気持ちよくなれる動かし方を探してみてください。この時、クリトリスを同時に触ることで、より大きな快感を得られるのでおすすめです。

男性のローションオナニーも通常のオナニーよりも大きな快感を得られるため、非常に人気があります。ここでは、ローションを活用したおすすめのオナニー方法を紹介します。

ローションはオナホとの相性が良いため、好みのオナホを1つ用意しておくと、よりローションオナニーを楽しめます。

まずは、適量のローションを手に取り、人肌まで温めたらペニス全体に塗りましょう。ローションが足りないと、摩擦が強くなりすぎるため、たっぷりと使うのがおすすめです。しっかりと馴染むよう塗り込むことで、より滑らかに擦ることができ、快感を高められます。

全体にローションが行き渡ったら、まずは亀頭のみを重点的に刺激してみましょう。指の腹で円を描くように撫でたり、皮の上から揉みしだいたりして、亀頭を責めましょう。すぐに竿を触りたくなりますが、あえて焦らすことで長くオナニーを楽しめます。セックスの時に早漏気味という人は、亀頭への刺激に慣れておくと持久力がアップするのでおすすめです。

亀頭はローションなしで擦ると痛みやヒリつきの原因となります。ローションをたっぷり使って、通常のオナニーでは触りにくい亀頭への刺激を楽しみましょう。

続いて、亀頭から根元まで手を滑らせて手コキをしていきます。すること自体はいつも通りのオナニーとそう変わりません。必要に応じて、ローションを追加して刺激してください。

通常のオナニーであれば亀頭を擦ると刺激が強すぎるため、皮オナをしたり、亀頭の直前で手を止める人も多いでしょう。しかし、ローションをたっぷり使用していれば、亀頭への刺激もマイルドになるため、亀頭まで一緒に刺激できます。指で輪っかを作って亀頭のカリに引っかけながら擦り、手コキ+亀頭への刺激を楽しみましょう。

手コキを楽しんだら、ローションをたっぷり追加してオナホに挿入しましょう。ローションをオナホ側に少量入れておけば、愛液が溢れたような視覚的な刺激もプラスできます。

オナホが手元にないという人には、コンドームで代用可能です。コンドームの中にローションを入れて、そのまま勃起したペニスに装着します。ローションを少なくして、ゴムとペニスの間に空気が入らないように装着すれば、ゴムがペニスに張り付いて膣に挿入した時のほど良い締め付けを感じられます。対して、たっぷりとローションを入れると、唾液をまぶしてフェラされているような感覚を味わえます。

ローションを使うことで、いつものオナニーに異なる刺激や快感をプラスできます。ただし、ローションオナニーにはいくつか注意点も存在します。

ここからは、男女ともに気をつけたいローションオナニーの注意点を紹介します。

初めて使用するローションは、必ずパッチテストを行いましょう。肌に合わない成分が含まれていると、かぶれやかゆみ、赤みなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

具体的なパッチテストの方法としては、腕や太ももの内側など皮膚が薄い箇所に少量のローションを塗り、24時間ほど放置して問題が出ないかをチェックします。赤みやかゆみ、発疹などが出なければ、安全に使える可能性が高いローションだといえます。

ただし、通常の皮膚では症状が出なくても、瞼よりも皮膚が薄いデリケートゾーンに使用すると症状が出る人もいます。パッチテストをクリアしても、最初のうちは様子を見ながら使うようにしましょう。

敏感肌で基礎化粧品や洗剤で肌トラブルが起きやすいという人は、香料など無駄な成分を含まず、「低刺激」「アレルギーテスト済み」「保湿成分入り」など肌トラブル防止に配慮した商品を選ぶとよいでしょう。安全に使用するためには、自分の肌に合った製品を見極めることが大切です。

ローションオナニーをする時は、ローションで汚れてもいい場所を選ぶ必要があります。

粘り気があるとはいえ、ローションは液体です。オナニーに夢中になっていると、身体を伝って流れたり周囲に飛び散ったりと、汚してしまう可能性があります。ローションにも種類はありますが、商品によってはヌルヌルやシミがなかなか取れないこともあります。

絶対に回りを汚したくないという場合や、後片付けが面倒だという場合は、お風呂場を使用するのおすすめです。汚れないよう準備をしなくても、オナニー後にシャワーで流しながら簡単に掃除ができます。お風呂場でローションを使用する場合は、足元が非常に滑りやすくなるため転倒に要注意です。

部屋で使用したいという場合は、防水シーツを敷いておくほうがよいでしょう。バスタオルでも構いませんが、気づかないうちにバスタオルの下の布団やマットレスまで染みてしまうこともあります。タオルを使用する場合は、何枚か重ねておいたほうが安心です。

オナニー後は、使用したローションをしっかり洗い流しましょう。ローションが肌に残ったままだと、かぶれやかゆみの原因になることがあります。乾くとぱりぱりになり、無理に剥がそうとして肌トラブルになることも考えられます。特に、粘度の高いローションは、さっとシャワーで流しただけでは落ちていないことも珍しくありません。

ローションを洗い流す時は、高めの温度のお湯を使い、擦らず、軽く叩いて浮かせながら落とすのがポイントです。デリケートゾーンは擦り落とそうとすると、摩擦による痛みや赤みに繋がってしまいます。石鹸やボディソープを使用して洗浄する場合も、強く擦りすぎないように注意してください。ローションが落ち切っていないまま浴槽に浸かると、ローションが湯船に広がることもあるため、丁寧に落としてからにしましょう。

最後は、肌を乾燥させないようにするのも忘れずに、適切なアフターケアを行うことも重要です。デリケートゾーン向けの化粧水も販売されているため、乾燥肌・敏感肌の人は丁寧にケアをして肌トラブルを防止しましょう。

ローションは開封後、半年以内を目安に使い切るようにしてください。開封して時間が経ったローションは成分が劣化して、肌に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、水分が多く含まれるローションは雑菌が繁殖しやすいため、使用時に蓋やローションの出口を触らないようにすることも重要です。見た目や臭いに変化がなくても、長期間使用していなかったもの・いつ開封したのかわからないものは、使用を控えたほうが無難でしょう。

また、保存方法にも注意が必要です。高温多湿の環境では、雑菌だけでなくカビも発生しやすくなります。直射日光が当たる場所も、紫外線による劣化や成分の分離が起こる可能性があります。ローションの成分は多種多様なので、購入時には適切な保存について説明書を確認しておきましょう。

なお、未開封のローションであれば3～4年ほど持つといわれています。ただし、保存方法によって品質が変わる可能性もあるため、古くなる前に使い切ることをおすすめします。清潔な状態で使用するためにも、開封したらボトルに日付を記載しておくと使用期限の目安が分かりやすくなります。

最後は、オナニーにおすすめのローションを紹介します。ローションには用途によってさまざまな種類があるため、女性なら膣に使えるローションを選ぶことが大切です。

男性におすすめのローションも続けて紹介します。男性の場合は、手コキだけに使うのか、オナホも使うのかで選ぶローションが変わる可能性があります。

今回は、男女別にローションオナニーの方法やおすすめのローションを紹介しました。

ローションを使ったオナニーは、通常のオナニーよりも滑らかに指やおもちゃを滑らせることができるため、肌の負担を減らしつつ、より大きな快感を楽しめます。ローションの使用では事前の準備や後片付けの手間が少々かかりますが、マンネリ化しやすいオナニーに新たな刺激を与えてくれるでしょう。

今回の内容を参考に自分の好みや肌に合うローションを見つけて、ぜひローションオナニーを楽しんでください。